ROLAND

テレビでホスト界の帝王・ROLAND(ローランド)と林 修先生の対談番組を観ました。歯切れ良い言葉、風貌とは反した真面目な語り口からROLANDに興味が湧き、あれこれ調べてみました。1992年7月27日東京生まれ、父親はミュージシャン、双子の妹と弟がいる。自覚はないが小さい頃から変わったこどもだと周囲に言われた。サッカー選手を目指して青春のすべてを捧げたが夢叶わず、なんとなく進学した大学を入学早々に辞める。なぜか頭の片隅にずっとあったホストの世界に入る。どうせやるからには、帝王と呼ばれる伝説のホストになると心に誓った。下積みも経験したが、最近は押しも押されもせぬホスト界の帝王として、テレビや雑誌などに日々取り上げられるようになった。まだ弱冠28歳。ROLANDを調べているうちに、なぜ今脚光を浴びているのかが紐解かれました。その大きな理由は、圧倒的にインパクトのある言葉だと思います。メディアで発信した言葉達は「ROLAND名言」として、世間で話題となり、多くの方々から言葉の真意やどう生まれたのかの問い合わせが殺到したようです。今回、ROLANDの名言を読み、心が動いたものを紹介したいと思います。

 

まず一番有名な名言は「世の中には二種類の男しかいない 俺か俺以外か」この名言は幼少期から自分は特別な人間だと感じていて、どこにも属さない、属したくないと心から願う子どもだった。もはや、クラスに分けられることすらも抵抗を感じていたことを覚えている。だからこのセリフは幼少期から使っていた。そして、大人になって気づいたことがある。歴史的に何かを成し遂げるためには、ある程度エゴイスティックになる必要があるし、自分は特別であると信じる必要があるように思う。要は「素敵な勘違い」ですね。きつくても、辛くても、どんな犠牲を払ってでも、唯一無二の「俺」でいたい。

 

次に、「全力で向き合ったからこそ、全力で諦められた」俺には夢を諦めた過去がある。10年以上追い続けていたサッカー選手という夢を、俺は自らの意思で諦めたのだ。東京都大会の決勝で我々帝京高校は敗れ、引退が決まった。その時に湧き上がってきた感情を、俺は未だ鮮明に覚えている。敗れた悔しさはもちろん、「やっと終わったな、やっとサッカーから離れられる」と、安堵と開放感に似た感情も湧き上がってきたのだ。不思議とまったく未練を感じなかった。あの清々しい感情は、後にも先にもこの日だけだ。今考えると、全力で取り組み、全力で向き合い、自分で考えうる限り最大限の努力をした結果だからこその感情だったのだろう。もし、適当な気持ちで夢に向き合っていたら、何気なく努力していたら、今でも中途半端に、夢とも言えない夢を追いかけ続けていたかもしれない。夢は叶わなかった。けれども、あの時過ごした10数年は、俺に夢や目標に全力で向き合うことの大切さを教えてくれた。

 

そして「金で買えないものの価値は、金で買えるたいていの物を手にして初めてわかる」お金より大切なものは、たくさんあると思っている。人生、お金がすべてではない。それに気づいたのは、皮肉にもお金を手にしてからだ。よく聞く「お金よりも大事なものがある」というセリフ。そのセリフを口にする人の大半は、お金を持てないことへの開き直りだったりするのではないか。努力不足の自分を正当化するために、そう自分に言い聞かせているのだ。大金を手にしたこともないのに、金のある生活の中身なんてわかるはずがないんだ。観てない映画のレビューを書こうと思っても、書けないのと同じ。それを、実際にお金を持つことで気づけたのだ。金とは、決してなにかを買うためだけにあるのではない。金で買えないものの本当の素晴らしさに気づくために、金というものが存在しているのだ。今はそう思っている。

 

ROLANDの名言はいかがでしたか。何かを目指し生きると、うまくいかなかった時の挫折や試練、うまくいった時の達成感や充実感など、その場面、その場面でいろいろな感情が湧き上がります。うまくいった時ではなく、うまくいかなかった時にこそ、読んでほしい名言だと思います。ROLANDの生き方は恐ろしいほど前向きで、傲慢なほど自分中心だと思います。しかし、前向きに全てを受け止めて全力で生きているように思います。WITHコロナとなり、1年が過ぎようとしています。少し緊張感が緩み、惰性で生きてしまっているように思います。ROLANDを見習い、コロナにより余儀なく変化した、生き方改革、働き方改革、ビジネスモデル改革など、多くの、遂行しなければならない改革に全身全霊をかけて取り組みたいと思います。ROLANDの言う「素敵な勘違い」をしながら、さらに次のステージへ挑戦したいと思います。

 

 

2021/05/01