Column / 社長コラム 社長コラム

2025.01.01

運の良い人・悪い人 vol.1

 多くの成功者に成功の要因を尋ねると、ほとんどの方は「運が良かった」と言います。自分の能力や努力ではなく、自分ではどうにもならない運の良さを1番の成功要因に掲げています。「運の良い人」と「運の悪い人」は何が違うのでしょうか?
 ある有名経営者の言葉に次のようなものがあります。「成功するポイントのほとんど運が占めると思う。努力というのはその中の1割ぐらい。ほとんどが運です。どのタイミングで誰と出会って、何を得るかが重要です。動くこと、人と出会うことが運を上げる始まりだと思う。そこから何かが始まっていくように思います。また、運を持っている人の近くにいると、自分も引き上げられる。運気は同じぐらいの人同士は共鳴するけど、出会った2人の運気に差がある場合は共鳴しないことが多いかな。運の悪い人たち同士集まるとドンドン落ちていく。この人、運がありそうだと思ったら、飛び込んでみるといい。自分も一緒に成長していくと思うから。総じて成功のためには運を掴むしかない。でも運が巡ってきた時に、実力を発揮できるだけの努力というプロセスが必要です。運だけでなくて実力がないと運は巡ってこないかな。」
そして、このように続きます。「自分にとって好まざるネガティブ現象が起こると運気が上がる前兆なので、ネガティブを前向きに受け入れることが重要ですね。もしくはそれを意図的に起こさないと運気は上がらない。成功していてステージを上げていく人達もわかって、やっているわけでは無くて、後になり“こうだったんだ”ということが理解できることが多い。スティーブ・ジョブスはその典型的な例で、アップルをクビになるんだけど、あの時のクビは人生が変わるポイントだったんだ。」
 次は有名な占い師の言葉です。「占いという学問をどれだけ突き詰めても、人の未来を言い当てることはできない。できるとしたら、たった1%!じゃあ、99%は自分で決められる。そのことを運命という。つまり、自分で選択することができる。そのことを運命って言うんだよ。占い師のやることは、1%のきっかけを与えて、99%の人生を自分で決めるとことを伝えること」
 私自身の人生を振り返ると幾度となくピンチがありました。その度にピンチと向き合い、乗り越えてきました。しかし、全てのピンチを乗り越えられるとは限りません。これだという明確な対処法もありませんが、運を掴みピンチを乗り越えるため、藁にもすがる想いの中で始めた習慣が3つあります。1番に「墓参り・先祖供養」。2番目は寝る前に「ありがとう」「感謝します」「私はついている」と唱える。3番目は神社仏閣へのお参り。人はピンチのど真ん中にいると心が弱り、孤独の中でネガティブな思いを巡らしてしまいます。そんな中で静かに見守ってくれた家族、同じ目的を共有する従業員(というより仲間)には大きな感謝の気持ちを抱くようになりました。感謝の気持ち「ありがとう」は5000回唱えると奇跡が起こるそうです。運気を上げるために朝の散歩の時に試しているのですが、いつも途中で数がわからなくなってしまいます。皆さん、是非試してみてください。