Column / 社長コラム 社長コラム

2025.02.01

運の良い人・悪い人 vol.2

 先月のコラムで「運気を上げる方法」について色々と書きましたが、今月は簡単に始められる「人生を好転させる方法」をいくつか書かせていただきます。
 まずは「言葉を変える」ことです。「素敵な言葉」「丁寧な言葉」「品のある言葉」など、人によって言葉の特徴はありますが「この言い方、素敵だな」と思える他人の言葉を意識してどんどん吸収すると良い人生になるようです。言葉というものは不思議なもので丁寧な言葉を使うと相手も丁寧な対応をしてくれたり、逆に、雑な言葉を使う人は雑に扱われがちだったりします。まさに人生は言葉でできているといえます。素敵な言葉を真似ることは、とても簡単で、すぐに始められる開運方法の1つだそうです。
 もう1つの方法は「いつでも笑顔でいること」です。日々、笑顔で楽しそうに過ごしていると、自然と幸せになってくるものです。幸せの先に笑顔があるのではなく、先に笑顔でいると幸せが後から追いかけてくるようです。笑顔で生きる覚悟を持ってください。大袈裟に思われるかもしれませんが、人生は良いことばかりではありません。悪い時、苦しい時もあります。でも、そんな時ほど笑顔でいる覚悟。どんな転び方をしても、必ず笑顔で立ち上がる覚悟が必要です。また、急いで生きることが良いわけでもなく、堅く生きることが良いわけでもありません。ゆっくりでものんびりでも、堅くても冒険しても、その時、その時の人生を楽しむ覚悟がとても大事だと思います。
 逆に、運気を下げてしまう行為も書いておきます。
「人への愚痴、悪口」「言い訳」。人に対しての愚痴、悪口、また言い訳ばかりしている人には、明るい未来も幸運もやってきません。言い訳から得るものは何もありません。できない理由、できない原因を愚痴ってもいいけれど、その後、問題をどうすれば良いのか?できない理由を解決したらできるようになるのか?と考えることが大切です。結局はできないから、その理由や原因を見つけているだけなのではありませんか。言い訳できなくなったら、できない自分を認めなくてはならなくなる。それが嫌だからできない理由と原因を一生懸命探して、言い訳をしている。自分に問題があって、自分が変わらなくてはならない時に、人は言い訳を考えます。できない理由と原因が口について出たら、自分が変わる時。自分の考え方、自分のやり方、自分の意見を変える時だと考えましょう。言い訳するなら、何をどう変えたら良いか考えてみるといいですね。「すぐにやっても、うまくいかなかった」これも言い訳。人生うまくいかないことが当たり前で変わるタイミングが来ているだけ。
 また、完璧主義も良くないようです。長く生きていると完璧な人生にはならないことがよく分かってきます。不完全でいい、いい加減でいい。大切なのは甘え上手であることや愛嬌、親しみやすい生き方、明るい人間性で生きることです。ついつい助けたくなるような人には運がついてきます。同時に2つ、3つ、4つとやることは完璧主義にはできない、1つを完璧にやってから、次へ行こうとすると、結果1つもやりきれないことが多いように思います。
 ほんの少し「言葉遣いを変える」「考え方を変える」「生き方を変える」「行動を変える」人生この「ほんの少し」で変わってきます。
「ほんの少し」とは楽な方へ進むことではありません。成功しない人の多くは、「ほんの少し」を楽な方向と勘違いし進んでしまいます。「楽」の先には幸せ、豊かさが無いのは当たり前です。
 そして、成功にはリスクがつきものです。安心、安全な道はどこにもありません。リスクを取らない人は前へ進めない。人生の目標のために、リスクを楽しく、面白がって受け入れる人が、自分の夢や希望を叶えられる人であるように思います。